Dark Was The Night

Blind Willie Johnson / Columbia 1998

ブラインド・ウィリー・ジョンソンのレコーディングは希少で、1920年代末のコロンビア録音がわずかに残されているのみである。そのなかに後世まで名を残すこととなる「Dark Was the Night, Cold Was the Ground」が含まれている。彼はミュージシャンである前に牧師であって、ギターの弾き語りで説教する福音伝道師であった。日本がポツダム宣言の降伏文書に調印した1945年9月に死亡している。

きょうは終戦記念日。本質的には「遅すぎた敗戦日」と呼ぶべきだろう。以下、日本のあるべき姿に対する私感です。

「広島長崎が戦争を終わらせた」とトランプ大統領は言った。これは事実であり認識としても正しい。核兵器は悪であり廃絶すべきであるが、核兵器を投下されるような行為をするほうも悪い。なぜ核兵器が投下されたのか。根本原因は日本が侵略戦争を始めたこと。次にアメリカへ戦線布告したこと、そして降伏を引き延ばしたことだ。日本は愚かな戦争を仕掛けて犠牲を惜しまないで一向に降伏せず最終的には自らあの原爆を呼び込んでしまった。この過ちに対して大きな反省のうえに今後の国防を築き世界へメッセージを発信していくべきだ。戦争放棄はもちろん、攻撃能力を持たない、海外派兵などしない、日米安保も核の傘もいらない、呼び名など自衛隊でも軍隊でもかまわないから最小限の防衛力のみで隊員はもっぱら国内外の災害救助にあたる。そして攻撃されるような愚かな行為は二度としないという約束を守ることだ。それでも万一攻撃されるような理不尽なことがあったとしても、過去の悪事のツケがまわったと諦めて非力ながら防衛するくらいの覚悟が必要だろう。そもそも攻撃されるリスクより自然災害を被るリスクの方がはるかに高い。国民の生命と財産を守るのが政府の責務と言うなら、いま投入している防衛費の大半を激甚災害への対策と支援に振り向けるべきだ。詭弁に満ちた安倍元総理の戦後70年談話のなかに、将来の子供たちに謝罪という後ろめたさを残してはならない、といったような主張があるが、都合のいい方便を使いつつ軍拡に走るような国を将来の子供たちが誇れるだろうか。自らの過ちを正確に語り大きな反省を持ち続けて、戦争放棄、核兵器の完全否定、武力攻撃の完全否定、軍縮を貫くことこそ日本が誇れる国でありえる態度であるはずだ。

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