Sarah Vaughan with Clifford Brown
Sarah Vaughan / EmArcy 1955
サラ・ヴォーンはモダン・ジャズ・シンガーとして登場し、晩年にはポピュラー・ソングもカバーするなど、その活動期は1950年代から80年代に及ぶが、最も精彩を放ったのは、50年代中頃以降のマーキュリーとそのサブ・レーベルのエマーシーへの録音だろう。 with Clifford Brownは、クリフォード・ブラウンが全面参加していて、この前年にはダイナ・ワシントンが同様のことをしている。マーキュリーにはボーカル本位のR&B志向があり、エマーシーはジャズにウエイトを置くことを目的に設立されたわけだから、これら女性ボーカルによるジャズの録音は必然と言える。


