The Velvet  Underground & Nico

The Velvet  Underground / Verve 1967

ベルベット・アンダーグラウンドは1960年代中頃から前衛的ロックを追求したバンドで、アバンギャルドな芸術性がアンディ・ウォーホルにウケて表舞台にでてきた。その絡みから女性シンガーのNicoが参加するが、こういうパターンはまずうまくいかない。アンディ・ウォーホルはグラフィック・デザイナー時代にジャズのレコード・ジャケットを手がけていて、とくにBlue Noteの1500番台は素晴らしい。このバナナのジャケットも素晴らしく、部屋に飾っておきたい一枚だ。

後からの加筆になるのだが、NHKマイルカップ(G I)の翌日、このバンドにまつわるドキュメンタリー番組がその局で放送された。チェコスロバキア(当時)の劇作家ハヴェルはニューヨークでベルベット・アンダーグラウンドのレコードに出会い、その音楽の本質は「表現の自由」にあると感じ入った。その後、母国でソ連(当時)のチェコ侵攻に端を発した圧政に見舞われた時、自身も投獄されたりしながらも、言論の自由を求めるなど市民運動の中心となって活動し、やがて無血革命を成し遂げて市民に推されて大統領になった。彼の不退転の活動の精神的支えになったのがベルベット・アンダーグラウンドの音楽であって、音楽が一国の大統領を産むチカラとなった、というノンフィクションであったが、英語の歌詞を読み取れない身としては、このバンドの核心が「表現の自由」にあると見抜くことはできないでいた。

Sunday Morning
Venus In Furs
Run Run Run
Herroin

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