Blue Valetine
Tom Waits / Asylum 1978
最高のクリスマス・ソングはジョン・レノンの「Happy Christmas」で異論はないだろう。もうひとつ、決してランキングなどされない裏の名曲がトム・ウェイツにある。5作目のアルバムに収録されている「Christmas Card from a Hooker in Minneapolis」というブルースだ。人生の機微を物語る詩の世界はデビュー時からのものだが、この頃になると濁声の激しさは増している。キース・リチャーズはトム・ウェイツを相当気に入っているみたいで、それは男が男に惚れたといった感じなのかも知れない。


